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公立高校 入試問題 傾向と対策

栃木県

※この情報は、2026年7月時点のものです。

数学
―傾向と対策―

記述問題の対策が高得点のカギ!

出題の傾向

中学で学習する内容から、基本問題を中心に幅広く出題されている。2026年は2025年より1題減って大問5題の構成だったが、小問数は約30問とあまり変化はなかった。証明や、答えの導き方などを記述する問題が多いので、時間配分には注意が必要。2026年の出題内容は次のとおり。

大問1~2

小問集合。幅広い分野から教科書の基本レベルの問題が出題されている。方程式(連立方程式)の文章題など、証明の記述問題も含まれている。

大問3

図形に関する問題。作図、空間図形の体積や円錐の高さを求める問題が出題された。

大問4

確率・統計分野と図形からの出題で、場合の数・確率と資料の整理だけでなく、標本調査の問題も出題された。また、図形には三角形の合同の証明問題も含まれている。

大問5

関数と図形を絡めた問題と関数の応用問題が出題された。問題文がやや複雑なため、条件設定を落ち着いて読み取る必要がある。最後の問題は穴埋め式だが、やや難度が高い。

過去3年間の出題内容
数と式202420252026
正の数・負の数○○○
文字式の計算○
因数分解○
数・式の利用○○
規則性○○
平方根○○○
方程式・不等式202420252026
一次方程式
連立方程式○○○
二次方程式○○
方程式の利用○○○
不等式○
関数202420252026
比例・反比例○○○
一次関数○○○
関数y=ax2○○○
関数と図形○○○
関数の応用○○○
確率・統計202420252026
場合の数・確率○○○
資料の整理○○○
標本調査○○
図形202420252026
角度○○
長さ・面積(平面図形)○○
長さ・面積(空間図形)○○
体積(空間図形)○○○
合同の証明○○
相似の証明○
作図○○○
その他(平面図形)○
その他(空間図形)
その他202420252026
その他○○

どんな準備をするべきか

記述問題が比較的多く、問題文も長いので、数学の試験ではあるが、情報をきちんと整理し、文章を用いてアウトプットする力も求められる。途中式を含めて論理的な文章を書けるように、記述の練習をしておこう。

数と式

大問1で出題されるものは、教科書の基本レベルの問題なので、ミスなく短時間で解けるようにしたい。スマイルゼミの「3分トレーニング」で計算力をアップさせよう。

方程式・不等式

基本的な計算問題が出題されるほか、例年、方程式の利用に関する文章題が出題されている。問題文が長いうえに、答えの導き方を記述させる問題なので、答えを求めるだけでなく、解き方も説明できるように練習する必要がある。

関数

大問5で出題される関数の問題は、グラフの読み取り能力や条件の整理能力など、例年必要とされるものはほぼ同じである。このようなパターンの問題に数多く触れておくこと。

確率・統計

場合の数・確率、資料の整理、標本調査は基本的な問題が出題されるので、確実に解けるようにしておこう。

図形

証明問題が出題され、配点も大きいので、よく練習しておこう。角度や面積、体積を求める問題のほか、作図も例年出題されている。過去問などに取り組み、解き方のパターンをしっかり押さえておきたい。

英語
―傾向と対策―

自分の考えを表現する力を身につけよう!

出題の傾向

大問は5題で、リスニング、語彙・文法と英作文、長文読解2題、会話文読解という構成。小問数は35~40問で、解答形式は記述式が全体のおよそ3分の1を占めている。日本語で記述する問題もあり、表現力がポイントとなる。2026年の出題内容は次のとおり。

大問1はリスニングで、平易な会話を聞き、その内容についての質問に対して選択肢から答えを選ぶ問題と、英語で書かれたメモを適語補充形式で完成させる記述問題が出題された。大問2は語彙・文法問題と英作文で、語彙・文法問題は適語句選択と語順整序。英作文は、自分が住んでいる地域についての発表原稿を、5文程度の英語で完成させる形式であった。大問3~4は長文読解の総合問題で、内容把握を中心に、読解力をさまざまな角度から問うものとなっている。大問5は会話文の読解で、内容把握が中心。日本語での説明は、読解問題に含まれていて、字数指定があるので注意が必要。

過去3年間の出題内容
リスニング202420252026
選択問題○○○
記述問題○○○
音声202420252026
発音・アクセント
強勢
文の区切り
語彙・文法202420252026
単語の意味・関連知識
語形変化
連語
書き換え
適語句補充・選択○○○
語順整序○○○
用法選択
正誤問題
英作文202420252026
条件作文○○○
テーマ作文
和文英訳
長文読解202420252026
内容把握○○○
適語句補充・選択○○○
適文補充・選択○○○
日本語での説明○○○
英文和訳
指示語・語句の意味
文整序
会話文202420252026
内容把握○○○
適語句補充・選択○○○
適文補充・選択○○
日本語での説明○○○
英文和訳
指示語・語句の意味○○
文整序
その他202420252026
その他

どんな準備をするべきか

リスニング

スマイルゼミのリスニング講座で英語の発音に慣れよう。選択問題だけでなく英文を完成させる記述問題も出題されるので、「だれが・いつ・どこで・何をするのか」を意識しながら聞き取る練習をしておこう。

語彙・文法

基本単語や教科書の基本例文を正確に書けるように、日頃から何度も書いて練習しておくのがオススメ。

読解問題

会話文、長文、どちらも内容を押さえながらできるだけ多くの文章に触れ、速く正確に内容を読み解く力を養っておこう。また、指示語の内容が問われることもあるので、指示語が常に何を指すかを意識しながら読むことを心がけよう。

英作文

あるテーマに対して「自分の意見とその理由」を5文程度で表現できるように、文の構成を考えながら英文を書く練習をしておくこと。

国語
―傾向と対策―

知識問題と作文は高配点。対策はここから!

出題の傾向

例年、大問5題の構成。小問数は35問ほどで、解答形式は全体のおよそ5割が記述式である。2026年の出題内容は次のとおり。

大問1では、漢字の読み書きが10問出題された。長文読解は、大問2が説明的文章、大問3が文学的文章である。設問は内容理解や心情把握が中心で、選択式だけでなく、長めの記述式も複数出題されている。大問4は古文の読解で、内容理解に関する設問が中心だが、歴史的仮名遣いを現代仮名遣いに直す問題や、書き下し文をもとに正しい返り点のつけ方をしたものを選ぶ、漢文の問題が見られた。大問5では、漢字の知識(熟語の構成)、文法(品詞、敬語)の国語の知識に関する問題が出題されたほか、会話文の読解問題と作文が出題された。作文は、「読書活動を推進するための、おすすめの本の紹介の仕方」を2つの方法から選び、選んだ理由を明確にして、自分の考えを制限字数200~240字で述べるものであった。

過去3年間の出題内容
国語の知識202420252026
漢字の読み書き○○○
漢字の知識○○○
語句の意味○○
慣用句・ことわざ・故事成語・四字熟語○
文法(品詞)○○○
文法(文の組み立て)
文法(表現技法)
文法(敬語)○○
説明的文章の読解202420252026
主題・要旨○○○
文章内容○○○
語句の意味○
段落関係・接続語・指示語○○○
文学的文章の読解202420252026
主題・要旨
文章内容○○○
語句の意味○○○
心情○○○
情景
段落関係・接続語・指示語
古文の読解202420252026
古文の知識
現代仮名遣い・古文の文法○○○
現代語訳○
内容理解○○○
漢文の読解202420252026
漢文の知識○○
内容理解
詩・短歌・俳句の鑑賞202420252026
形式・表現技法・関連知識
内容理解
作文202420252026
課題作文○○○
資料を用いた作文○○○
聞き取り202420252026
放送による問題
その他202420252026
その他○○○

どんな準備をするべきか

国語の知識

漢字の読み書きで失点しないよう、漢字練習は毎日するようにしよう。また、漢字の知識や文法など幅広く出題されるので、教科書レベルのさまざまな問題に取り組んでおきたい。

長文読解

できるだけ多くの文章に触れるようにしよう。その際、説明的文章なら「筆者が言いたいこと」、文学的文章なら「登場人物の心情の変化を追いかけること」を意識すること。

古文・漢文の読解

音読しながら、古文特有の表現に慣れておこう。現代仮名遣いに関する問題が例年出題されているので、過去問などで多くの類題にあたり、確実に得点したい。漢文は、書き下し文や返り点のつけ方など、基本的なことをしっかり押さえておこう。

作文

過去問で5年分は練習してみよう。オーソドックスな作文問題だが、誤字脱字、主語・述語の係り受けの間違いなど、基本的なことで失点しないように注意。

理科
―傾向と対策―

理科用語、作図の対策は万全に!

出題の傾向

物理、化学、生物、地学の各分野からほぼ均等に出題されている。2026年は大問8題の出題で、各分野から2題ずつという構成。小問数は約30問で、解答形式は記述式が全体のおよそ4割を占めている。

理科用語を記述する問題が比較的多く、基礎的な知識が問われる。また、作図も複数見られ、配点がやや高めとなっている。問題文が長くやや複雑なので、内容を正確に把握するため、丁寧に読み進めたい。また、一部で身近な題材をもとにした活用型の問題も見られる。近年の傾向として、出題内容は前年との重複は少ないが、化学の「水溶液とイオン」が頻出である。「器具の使い方・操作」も例年出題されている。

過去3年間の出題内容
物理202420252026
光○
音○○
力と圧力○
電流○
電流と磁界○
運動の規則性(力のつり合い・速さ)○
仕事○
エネルギー○○
化学202420252026
気体の性質○○
水溶液○
物質の性質・状態変化○
物質の成り立ち(原子・分子)○
化学変化と化学反応式○
化学変化と物質の質量○○
水溶液とイオン○○○
酸・アルカリとイオン○
生物202420252026
植物のからだのつくりとはたらき○
植物のなかま○
生物と細胞
動物のからだのつくりとはたらき○○
動物のなかま○○
進化○
生物の成長とふえ方○
遺伝
地学202420252026
火山
地震○○
地層○
気象観測○○
雲のでき方・湿度○
天気の変化・日本の気象○
天体の動きと地球の自転・公転○○
太陽系と恒星○○
科学技術と人間202420252026
エネルギー・科学技術
自然と人間202420252026
生物と環境○
実験・観察202420252026
器具の使い方・操作○○○
新傾向202420252026
活用型問題○○
その他202420252026
その他

どんな準備をするべきか

理科用語や原理・法則などの基本的な事項については、教科書を中心に丁寧に押さえておこう。実験・観察は、目的→方法→結果→考察の流れを意識しながら、過去問に取り組むのがオススメ。また、実験・観察器具の使い方・操作も確実に押さえておきたい。

物理

法則や公式を正確に覚え、力と圧力、電流、速さ、仕事などは計算問題に対応できるようにしておこう。

化学

化学反応式やイオン式はその意味も含めてきちんと理解しておくこと。化学変化と物質の質量ではグラフや表の読み取りが必要となるので、よく練習しておきたい。また、グラフなど作図の練習も欠かせない。

生物・地学

教科書中心の学習で基本事項を確認しよう。特に実践演習期には、スマイルゼミの「暗記カード」や「3分トレーニング」で補強を行うと効果的である。

社会
―傾向と対策―

資料を読み取って論述する力をつけておこう!

出題の傾向

2026年は前年同様、地理、歴史、公民から各2題で計6題の構成。小問数は45問ほどと比較的多く、記述式の問題が全体の約4割を占め、そのうち配点の大きい長めの記述が3問出題された。教科書の基本事項を問うものがほとんどだが、グラフなどの資料を読み取って論述させる問題が、例年出題されている。

地理は、2024年にはアジア州、ヨーロッパ州、アフリカ州や関東地方、近畿地方など、2025年にはアジア州、ヨーロッパ州、オセアニア州や関東地方、中部地方・近畿地方などが出題されたが、2026年には世界・日本ともほぼ全域から出題された。歴史は、古代から現代史まで、広い範囲でまんべんなく出題されている。公民は、人権・日本国憲法、国会・内閣・裁判所などの政治分野の基本事項のほか、市場経済・金融・景気などの経済分野から幅広く出題されるのが特徴である。また、近年では現代社会の特色・課題、国際社会と日本は頻出である。

過去3年間の出題内容
地理202420252026
世界の姿○○
アジア州○○○
ヨーロッパ州・ロシア○○○
アフリカ州○○
南北アメリカ州○○
オセアニア州○○
世界全域○○○
北海道地方
東北地方○
関東地方○○○
中部地方○○
近畿地方○○○
中国・四国地方○
九州地方・南西諸島○○
日本全域○○○
地形図の読み取り○○○
歴史202420252026
文明のおこり
縄文・弥生・古墳時代○○
飛鳥時代○○
奈良時代○○
平安時代○○○
鎌倉時代○○
室町・戦国時代○○
近世ヨーロッパ
安土・桃山時代○○
江戸時代○○○
近代ヨーロッパ○○
明治時代○○○
大正時代○○
昭和(戦前)○○○
昭和(戦後)~令和○○○
公民202420252026
現代社会の特色・課題○○○
人権・日本国憲法○○
包括的権利
自由権○
社会権○○
その他の人権・公共の福祉・国民の義務○
国会・内閣・裁判所○○○
地方自治・防災○○
選挙・政党・マスメディア○○
家計・消費・流通など○○
企業○○
労働○○
市場経済・金融・景気○○○
財政・税制・社会保障○○
国際社会と日本○○○
共通202420252026
論述○○○
資料の読み取り○○○
融合202420252026
地理+歴史
地理+公民
歴史+公民
地理+歴史+公民
その他202420252026
その他

どんな準備をするべきか

地理、歴史、公民、いずれも教科書レベルの基本的な知識が問われる。教科書とスマイルゼミ中心の学習で、コツコツと用語の暗記を進めよう。また、記述対策として、過去問などの資料を用いた問題に取り組み、自分の言葉で文章をまとめる練習をしておこう。

地理

世界地理と日本地理が別々に出題される。世界の各州と日本の各地方で、気候や農業、産業など、項目に分けて学習しておくこと。地形図の読み取りも学習しておきたい。

歴史

特定の時代に偏らない、幅広い学習を心がけよう。時代ごとに、用語や人名を整理して暗記することが重要。

公民

政治・経済の基本的な事項を押さえたうえで、現代社会の特色や時事的な問題にも関心を持って学習を進めよう。